【ヨーロッパ周遊旅】鉄道旅のはじまり!世界遺産レーティッシュ鉄道に乗車
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camera-yorimichi.hatenablog.com
ホテルの朝食も食べずにアーリーチェックアウトを済ませた僕らは鉄道旅スタートの駅、ミラノ中央駅へ向かいました。
朝早くて観光客がいない。通勤の人ばっかり。
朝食は結局中央駅のマクドナルドで済ませました笑
大正義マクド!
さて、ユーレイルパスを使うにはまず駅で利用手続き、アクティベーションを行う必要があります。
窓口でお姉さんにパスポート等を見せて、手続きをしてもらいます。
なかなか不思議な数字の書き方をされてますね笑
あとは鉄道に乗る度に、乗った列車の情報を書いていけばOK!
そんなこんなでここから鉄道旅が始まります!
この日はミラノからティラーノに移動して、スイス入り。
そこから反時計回りにスイスをぐるっと回りベルンの宿まで行きます。
ヨーロッパの鉄道は、ほとんどが一等車と二等車の併結です。
一等車のユーレイルパスを持っているので、今回の旅では追加料金を支払わずに一等車に乗れます。
08:20 Milano Centrale
↓ RE 2554 Destination: Tirano
10:52 Tirano
ミラノを出た時はまばらに他の客がいたものの、しばらくすると誰もいなくなり貸切状態でした(๑´ㅂ`๑)
郊外に出ると山がどんどん近くなります。
途中駅のMorbegno。外を見るとそこそこの人数が乗り降りしていました。
車内にはモニターがあって、現在地や次の駅の到着時間、速度等が分かるようになってます。
ティラーノが近くなると、山沿いを進んでいきます。
そしてティラーノ。ここからレーティッシュ鉄道に乗り換えます。
国鉄の黄色い駅舎から一旦外に出て、レーティッシュ鉄道の白い駅舎へと向かいます。
レーティッシュ鉄道もユーレイルグローバルパスが使えるので、乗る電車を書き込むだけでOK!( ・∀・)b
まずはティラーノからサンモリッツを結ぶベルニナ線に乗って、終点のサンモリッツを目指します。
11:00 Tirano
↓ RE 1644 Destination: St. Moritz
13:11 St. Moritz
先頭車両に乗ったのですが、ここも人がいなくて貸切気分。
運転席は広め。
また、運転席を始めとして列車の窓はどれもとても広かったです。
さて今回、なぜわざわざ遠回りをしてでもレーティッシュ鉄道に乗ったのか。
それは今回の旅の目的、世界遺産を回ることと関係が!
そうです。このレーティッシュ鉄道、今回乗ったベルニナ線とあとから出てくるアルブラ線とその周辺の景観が世界遺産に登録されているのです(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧
レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
スイスとイタリアが共有する「国境を越える世界遺産」のひとつである。スイスのグラウビュンデン州からイタリアのロンバルディア州ソンドリオ県にかけてを走るレーティッシュ鉄道のアルブラ線とベルニナ線は、登山鉄道で広く見られるラック式を採用していない粘着式鉄道としてはヨーロッパ最高地点を通る鉄道であり、20世紀初頭における技術的到達の優れた例証などとして、2008年にUNESCOの世界遺産リストに加えられた。
てなわけで、終始窓にへばりついて景観を思う存分満喫してきました笑
ティラーノからしばらくすると、かの有名なループ橋へとさしかかります。
近くに撮影スポットもあるらしいけれど、今回は通過して終わり。
先頭車両に乗ったので後ろの車両が見え、そのカーブの急さ、勾配がよく分かりました。
ループ橋を超えると、向かって右側にポスキアーヴォ湖が出てきます。
周囲の山がだんだん白くなっていきます。
この湖を超えるといよいよ山間部に入っていきます。
くねくねとカーブを繰り返してぐんぐん標高を上げていきます。
先程通ってきたポスキアーヴォ湖があんなに下に。
そして気付けば周りは雪景色になっていました。
どんどん登っていきます。
車内のテーブルに描かれた路線図。
Tirano(ティラーノ)からSt.Moritz(サンモリッツ)で乗り換えて、Chur(クール)へと向かいます。
途中で何本もの石製の鉄道橋を渡りました。
後ろの方には展望車が連結されているのですが、今こうやって写真を見てみると結構な人数が乗ってますね!笑
僕たちがティラーノでの乗り換えで先頭車両まで行ったときには、展望車には人影がなかったのですが。。
...国鉄の乗ってた車両に人がいなくて、列車全体がガラガラなのかと思っていたのですが、錯覚だったのでしょう。
列車全体で見ればそれなりの人数がティラーノまで来ていたんだと思います。
そもそも観光的にはオフシーズンで人がまばらなので、わざわざ一等車に乗っていくこともないんだろうなーと。
展望車、確かに窓が広くて車窓を眺めるにはいいんですけどカメラ持っているので映り込みがどうしても気になる。
それで窓の開く普通車に乗った、というわけです。
Piz Palüや路線の名前にもなっているPiz Bernina(ベルニナ山)、氷河を横目にサンモリッツへと駆け抜けていきます。
すっかり見回せば、白銀の世界。
白に赤い車体が映えます。
そうこうしているうちに、終点サンモリッツに到着です。
ここでクール方面行の車両に乗り換えます。
サンモリッツは静かで落ち着いた雰囲気。
次の列車の発車時刻まで時間があったので、周囲を歩いたり、キオスクで飲み物と併設のパン屋でクロワッサンを買ってゆっくりしました。
長くなりそうなので、今回はここまで。
この日の移動距離はこんな感じ。サンモリッツからベルンまではまた次回!
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