土浦全国花火競技大会のおさらい
土浦全国花火競技大会とは
日本三大花火の一つともいわれる、1925年(大正14年)から続く茨城県土浦市の伝統ある花火競技大会。全国の煙火業者約60社が技を競い合う、国内屈指の大会だ。競技は、速射連発のスターマイン、発色や煙火の開き方を審査する10号玉の打ち上げ、型物や新しい技術を披露する創造花火の3部門構成で行われる。また、競技の合間に打ち上げられる余興花火も充実しており、中でも大会提供のワイドスターマインは圧巻だ。
秋田大曲の花火、新潟長岡の花火に並ぶ茨城土浦の花火。
そんな花火が今週末行われます。
それにあたって昨年の様子などの様子を振り返ってみます。
駐車場
花火大会当日、会場周辺では地元の方々が自分の空き地を有料駐車場として開放していたりしますが、公式の駐車場が有料無料合わせて約5000台分用意されています。
今回は公式の駐車場についてご紹介します。
http://www.tsuchiura-hanabi.jp/access/pdf/kotsukisei.pdf
打ち上げ場所近辺や土浦駅周辺には有料駐車場が用意されています。
有料駐車場は12ヶ所あり、ほとんどが当日9時から開放されます。
また料金は1台1000円となっています。
一方の無料駐車場は5ヶ所。
注意したいのが昨年よりも無料駐車場の数が減っています。
(筆者が昨年停めた「かね喜裏駐車場」は廃止等)
5つある駐車場のうち、1ヶ所を除いて4ヶ所は13時から開放されます。
会場までの距離は有料駐車場の方が近いですが、花火終了後速やかに撤退しないと渋滞にハマり、土浦を出るのにものすごく時間がかかります。
観覧場所
花火は桜川沿いの2ヶ所から打ち上がります。
有料席は土手沿いにあるのですが、例のごとく取っていなかったので土手下で見ることにしました。
かねてから見るならここかなと調べていた場所がこちらです。
地図で見ると一見何も無いのですが……
田んぼです。
こちらの地主さんが毎年稲刈り後の田んぼを解放して下さっており、道路はもちろん田んぼの中でも見ることが出来ます。
また田んぼによっては、入るのにお金を取っているところもありました。
駐車場に着いたのが11時前ぐらい。
そこから歩いて30分弱ほどでこの場所に着きました。
その時点で田んぼの間にある道路沿いは全てと言っていいほど埋まってました。
田んぼの中はまばらに三脚が置いてあったり、シートで場所取りしてあったりといった程度でした。
場所によってはぬかるんでる場所もあります。
藁などのおかげで足を取られることは無いのですが、汚れてしまうのでシートがあった方が良いでしょう。
昼過ぎぐらいまで曇っていたのですが、だんだんと雲がなくなり晴れ間が出てきました。
すっかり雲がなくなり…
始まる頃には風も出てきて快晴となりました。
普通の花火大会と異なり競技大会なので、プログラムの大半は各煙火店による尺玉の打ち上げです。
どれもこれもほんと美しい。。
そして合間にはスターマインも上がります。
なかでもプログラム中程にある特大ワイドスターマインはずーっと前から見てみたいと思っていました。
むしろそれを見るために来たと言っても過言ではないほどに…
しかし、特大スターマインの直前でトラブルが起きました。。
突然の花火中断。
中断してすぐは会場アナウンスがなく、しばらく経ってから「状況を確認中」だという旨のアナウンスが入りました。
ところが待てと暮らせど、状況が入らない。
土手越しに花火を見ていたので、筒場が見えなくて何が起きているのかさっぱり分からず…
そんな中、Twitter経由で何が起きたのか知る。
何が起きたかというとこちら↓
Twitterに投稿された直後、撤収を始める多くの人たち。
そして40分程経ったあと、状況はアナウンスされないまま、強風を理由にその時点での開催中止が発表されました。
という訳で、目当てだった特大ワイドスターマインは見られず……
そんな2018年の土浦の花火だったので、今年も無事に開催されることになって一安心です。
見に行けませんが…。。
ぜひ行ける方は、めいいっぱいお楽しみ下さい!!!
そして田んぼで観覧する人は特にマナーに気をつけましょう。