カメラと寄り道

カメラと寄り道

行きたいときに、行きたいところへ

房総の海で天の川を眺めてきた

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みなさん、こんばんは


ヒメボタル撮影でご一緒した方から情報を頂き、ホタル撮影の後そのまま外房で天の川の撮影をしてきました!

ホタル撮影はこちら↓ 
camera-yorimichi.hatenablog.com

  

 

 

撮影地へ


場所は千葉県鴨川市の江見太夫崎というところ。目印としては道の駅 鴨川オーシャンパークの裏手あたり。

以前よりInstagramでここにある漁師小屋と天の川を絡めた写真を見ていて、行きたいなぁーと思っていました。

#江見太夫崎ハッシュタグ - Instagram • 写真と動画

場所は分かっていたのですがなかなか行く機会がなく、せっかく千葉に来たのでこのタイミングで行こうと決めました。

 

実はこの日の潮が大潮で最大干潮が4時頃だったのでどこかしらの海岸線では撮影したいなーとは思っていました笑

 

 

 

 

外房で天の川は見られる?!

 

何度か外房で天の川の撮影をしているのですが、外房は天の川が見られるスポットが数多くあります。星は見えても天の川までハッキリ見るというのは、首都圏ではなかなか困難です。

それは何故か。
実は光害が影響しています。

照明の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こるさまざまな影響をいいます。

環境省「星空を見よう」 光害について

街中の明かりが空を明るくしているのです。

天の川は東側から上がってきます。
そのため東側に街ではなく海がある外房は、光害の影響を受けにくく天の川が見られる場所が多くあるのです(首都圏の割には)。

 

www.lightpollutionmap.info

 

 

 

公転運動は待ってくれない!

 

ホタルの撮影を切り上げて、目的地に着いたのは深夜2時すぎ。
この日の月は満月に近く、天の川を見るには月が沈まないと見られません。
一方の太陽は、とても明るく、実は日の出前から空がうっすらと明るくなってきます。
そのため、この日の観測可能時間はたったの24分!!

大急ぎで磯に向かいます🏃

 


海に降りてみると、久々に白いモヤモヤがはっきりとわかる天の川を見ました。

しかし時間が遅かったため、天の川は南西方向に立ち上がってしまっていました。。

なので、漁師小屋と天の川は思ったようには絡められず……

 

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なかなか遠い...笑

 

しかもなかなかアングルを決められず、気付けば薄明の始まる時間を過ぎていました。

着いた頃はハッキリと見えていた天の川も、あっという間に薄くなっていきます。


ピントをマニュアルにして、
ライブビューを拡大して
星が最小になるようにピントを合わせます。

 

なお三脚を使う時は、手ぶれ補正機能をoffにしましょう。

そして撮れた写真が↓

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カメラ:Nikon D750
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
焦点距離:15mm
F値:2.8
SS:15秒
ISO感度:6400

 

 

うーん、、空がだいぶ明るくなってきている...

 

(´-`).。oO(今回はロケハン。。そう、ロケハン...)
そう言い聞かせて、今度はもっと早い時間に来ることを決めました笑

 

 


てなわけで今回はこれで終了!!